モータースポーツとタグホイヤーの深いつながり

カレラは1964年に誕生しました。
『カレラ(Carrera)』はスペイン語でレースの意味を持ちます。
その名の通り、このモデルはモータースポーツからインスピレーションを受け、ジャック・ホイヤーにより作られました。
そのレース名はメキシコで開催されたカレラ・パナメリカーナ・メヒコ（カレラ・パンアメリカーナ・メキシコ）。
現在でもタグホイヤーとモータースポーツのつながりは深く、グランツーリスモsportの公式タイムキーパーであり、フォーミュラ1においては有名チームとのパートナーシップを長年つとめています。
またモトクロスやフォーミュラERにおいても、その正確で安定した計時技術を
発揮しています。

クラシックでありながらモダンなデザイン

1996年に復刻した際のデザインは、1960年代のクラシカルな要素が強く、
コアな時計ファンには喜ばれるものでしたが老若男女問わず人気であるかといえば、そうではありませんでした。
世界的にも現代的なデザインが好まれた1990年代の流れには少しそぐわなかったのかもしれません。

しかしCarreraが誕生して40周年を迎えた2004年、カレラタキメータークロノグラフが誕生したのです。
そのフェイスはクラシックでありながら、クロノグラフによりラグジュアリーな雰囲気も兼ね備えることに成功。幅広い年齢層から人気を集めました。
そして他社にも決して劣ることのない自社製ムーブメントによる正確な計時能力・モータースポーツからインスプレーションを受けたことから、特に優れた視認性を持つカレラは一気にTAG Heuerを代表するモデルとなっていったのです。

カレラの人気モデルとは

カレラ キャリバー1887 クロノグラフ

カレラ キャリバー1887 クロノグラフはムーブメントが最新のキャリバー1887を搭載している点が何よりの特徴です。
カレラの初代のデザインを引き継ぎ、まさにクラシックとモダンを兼ね備えたモデルです。
今でも根強い人気をもち、タグホイヤーといえばこのモデルを思い浮かべる方がおおいのではないでしょうか？

カレラ キャリバー5

クロノグラフではなく、一見とてもシンプルなデザインですが、裏蓋はシースルーバック。
時計を腕から外した時に、ふとこの時計を購入してよかったと思わせてくれそうです。
シンプルがゆえに、ビジネシシーンやパーティーシーンなど、どんなシーンでも活躍してくれるモデルです。
人間工学に元づいて設計されたH型のブレスは腕にフィットし、快適な装着感です。

タグホイヤー カレラ キャリバーホイヤー01

旧モデルとは全く異なる外見を持つタグホイヤー カレラ キャリバーホイヤー01。
スケルトンのフェイスにセラミックのベゼル、ラバー製のベルトにより、スポーティーなイメージの強いデザインです。
キャリバーは新キャリバーのホイヤー01を搭載しています。
若者を中心に人気が広まりつあり、カレラの新しい定番となっています。

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せっかく大事に使われてきたタグホイヤーの時計、手放す瞬間まで大事にしたいですね。