タグホイヤーの名モデルと歴史
TAG Heuerはスイスのジェラ山脈のサンティエミに、エドワード・ホイヤーが
工房を設立し創業されました。
タグホイヤーの特徴は何と言っても正確無比な「クロノグラフ」です。
クロノグラフとは、現在のストップウォッチと同じような、機能性の高い様々な
機能を持った時計のことです。
エドワード・ホイヤーが活躍する1880年代には、ヨーロッパを中心に
様々なスポーツ競技のイベントが開催されました。
スポーツ競技の場では、100分の1秒まで計測する必要があります。
細微な時間を計測する必要が生じたため、クロノグラフの技術が重要になり、
その技術に秀でたTAG Heuerが注目を集めていきます。
1916年には100分の1秒が計測可能な、機械式のストップウォッチ「マイクログラフ」がTAG Heuer社から発表されています。
正確無比なクロノグラフを搭載した時計を発表したTAG Heuerは、
1920年のアントワープ大会、1924年のパリ大会、1928年のアムステルダム大会と
3大会連続でオリンピック競技の公式サプライヤーを務めることになりました。
TAG Heuerの活躍の場がストップウォッチから腕時計に移った後も、
クロノグラフの高い機能性は引き継がれ、ブランドイメージのひとつになっています。
さらにタグホイヤーをイメージする時に、F1などのモータースポーツを
思い浮かべる人が多いと思います。
実際にタグホイヤーはカーレースにちなむ、素晴らしい機械式腕時計を
次々に発表していきました。
とくに有名なのが「カレラ」モデルです。
カレラは1950年のカーレース「ラ・カレラ・パンアメリカーナ・メキシコ」
にインスパイアされて作られた、傑作の名にふさわしいクロノグラフです。
カレラモデルは1964年に発表され、現在まで続くタグホイヤーの象徴的な
モデルになっています。
優れたクロノグラフ機能に加えて、モダンなデザイン、シンプルで読み取りやすい文字盤が斬新でスタイリッシュな印象を与えています。
タグホイヤーを愛用している人の多くが、このカレラモデルを愛しています。
タグホイヤーはカレラの成功に満足することなく、F1ファンならすぐにピンとくるであろう、「モナコ」や「シルバーストーン」などのモータースポーツにちなむモデルを立て続けに発表しています。
モーターレースファンなら、いつか自分の腕につけてみたい、憧れのクロノグラフの代表格タグホイヤーには、このような歴史背景があるのです。
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